カスタムフィールドの追加

Portfolioのカタログは、いくつかの定義済みフィールドから構成されています。 ファイル名、パス、ファイル作成日などのシステムフィールドには、カタログ内にある各アイテムのファイル情報が分類されており、この情報に基づいてアイテムを検索することができます。

また、これらの定義済みフィールドに加えて、カスタムフィールドを定義し、そのカタログアイテムに特有の情報を保存することができます。 例えば、GIFファイルのカタログにウェブサイトのURLのフィールドを追加したり、写真のカタログに「写真家」フィールドを追加することなどが可能です。

カスタムフィールドには次の6つのタイプがあります。

フィールドタイプ

データの例

日付/時刻

2000/8/29 1:15 pm

小数点

50.00

整数

100

文字列

テキスト

テキストブロック

複数行のテキスト

URL

www.extensis.com

ヒント: Macintoshのみ: Portfolioでは Internet Config(QuickTime 4.0でインストール)を使ってURLタイプを取り扱うアプリケーションを決定します。 詳細については、Internet Configのマニュアルを参照してください。

カスタムフィールドにデータを追加するには、 「アイテム」メニューから「アイテム設定...」を選択し、「アイテム設定」ダイアログボックスの「フィールド」タブを使ってデータを入力するか、「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション」を選択し、「カタログ作成オプション...」ダイアログボックスの「マッピング」タブを使ってオリジナルファイルからデータを抽出して適切なカスタムフィールドに読み込むか、 「ファイル」メニューの「読み込み」から「フィールド値...」を選択して表示されるダイアログボックスで読み込みます。

注意: カタログ間でレコードをコピーする場合、両カタログに一致するカスタムフィールドがある場合にだけそのフィールドのデータがコピーされます。 つまり、カスタムフィールドデータをカタログ間でコピーするには、両カタログに同じカスタムフィールドを作成することが必要です。

 

カタログにカスタムフィールドを追加するには

注意: カスタムフィールドを作成してリストに追加した後は、フィールド名、「時刻を表示」(日付/時刻フィールドのみ)、「複数の行を表示」(文字列フィールドで、すでに設定してある場合のみ)、「定義済みリスト」オプションしか変更できません。

  1. 「カタログ」メニューから「カタログ管理...」を選択、 またはcommand+H(Macintosh)かCtrl+H(Windows)を押します。

  2. 「カスタムフィールド」タブを選択します。

  3. 「追加...」をクリックします。

    「カスタムフィールド定義」ダイアログボックスが表示されます。

  4. 「名前」テキストボックスにフィールド名を 入力します。

  1. 「タイプ」ポップアップメニューからフィールドの種類を選択します。 選択します。

    フィールドの種類によって、このフィールドに入力できる値のタイプが決まります。 フィールドタイプは定義した後で変更することはできません。

  2. 選択したフィールドタイプに対する残りのオプションを選択し、「OK」ボタンをクリックして、「カスタムフィールド」タブに戻ります。

  3. カスタムフィールドへの追加を終えたら、「OK」ボタンをクリックして変更を保存し、「カタログ管理」ダイアログボックスを閉じます。

 

カスタムフィールドに関する制限事項

  1. URLフィールドは「定義済みリスト」に設定することはできません。

  2. URLフィールドには複数の値を含めることはできません。

  3. URLフィールドは、インデックス化することはできません。